2011年7月7日木曜日

じゃがいもファンド委員会(7/7)

じゃがいもの花は引き続いて満開の状態で、紫色や白い色が畑を埋め尽くしている。

豊穣の収穫を夢見るこのごろではある。

十勝ワイズメンズクラブは全国にじゃがいもをお送りして販売した益金をそれぞれのクラブの奉仕事業に活かして戴いている。

昨年は猛暑によるじゃがいもの収量不足から多くのワイズメンズクラブにご迷惑をお掛けした。

晩にとかち帯広YMCAでファンド委員会があった。

世界的にみる食糧不足や価格高騰により、生産資材(肥料やトラクターを動かす燃料など)も世界的に近年高止まりにある。
ものによっては、値上がりに歯止めがかからない状況だ。

スーパーに行って欲しい。
野菜・パスタ・小麦粉・食用油・パン・乳製品など全ての食材が値上げや容量のコンパクト化が進んでいる。
いつまでも有り余る食料を考え無しに安ければいいと食える時代ではもう既にないのだ。


生産者も資材高騰で当然経営収支は苦しい。
買い取り価格の値上げの要望があり、昨年度は市況高騰という売り手有利な条件の下でも、ワイズメンに協力してくれた生産者の信頼に応えることにした。

売価は据え置きの方向である。

地元YMCAの活動を支えることがワイズメンの存在意義の一丁目一番地であると考える。

そこが一番しわ寄せを受けるような事態は避けなくてはならないと思う。



今回の決定は、今まで十勝の食材を利用しながらYMCA・地域貢献の財源として活かして戴いている全国の多くのワイズメンへの感謝と今までファンド事業を支えていくれた地域の生産者への配慮の間でギリギリの選択であったと思う。

その中で当然十勝自身のファンド財源は縮小することになる。
とかち帯広YMCAは50周年の節目を迎える重要な年度である。

覚悟して今後のYMCA・社会奉仕活動に臨んでいく覚悟である。

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