私が就職した頃は当組合は76戸の馬の飼養農家がいた。
今は8軒となり、市場での販売もふるわない。
でも、十勝の大地を切り開いたパートナーとして農用馬に対する道民の尊敬の気持ちは失われていない。
少し前まで道内4カ所で行われてきたばんえい競馬は今はソフトバンクの支援を得て帯広だけで世界で唯一開催されている。
販売はふるわないのだが、なんとか馬文化を残したいという市民は少なくない。
馬の改良はひるまず続いており、実は世界最大の馬を日本人は作り上げてきたし、改良の手をゆるめることはない。
その改良の成果を示すための祭典。
十勝総合畜産共進会が肉用牛と併せて7月21日から22日の二日間の日程で開催された。
私は今回出品馬のすばらしさには結構自信があったのだが、他の馬がそれ以上にすばらしかった。
思った成績は得られなかったが、我が馬たちもすばらしいと今でも思っている。
十勝の底力はどこでも見ることができると思わされた二日間であった。
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